國大音頭

 國大音頭は、当團の演技の中で最も古いもので、昭和21年に本学教授の折口信夫先生が福岡県に伝わる民謡である「炭坑節」に作詞し、花柳流の振り付けがなされた演技です。作成当初は終戦直後の混乱もあり、学内に学生が少ない中、文化祭において約20名によってその踊りが披露されました。現在の國大音頭は、花柳流の振り付けに空手の動きを取り入れた演技構成となっており、静と動が調和し、衆人の目を引くものとなっています。特に演技最後では、全團員が静止の姿勢から、はじけるように前面に飛び出す動作があり、國大音頭が謳う、本學のその後の隆盛を願う心が躍動的に表現されています。「國大小唄」とともに、当團の代表的な演技です。

作詞 折口信夫


どこもかしこも灰だらけ
サノエ サノエ
廃墟の中にくっきりと
立った姿に泣けてくる
ああ國學は滅びず
サノエ サノエ サノエッサッサ


道玄坂をおり乍(なが)ら
サノエ サノエ
語り合うたを夢にすな
道玄坂をのぼりつつ
國學院をそこに見よ
サノエ サノエ サノエッサッサ


きらびやかなる学問の
サノエ サノエ
歴史(むかし)思へば気がめいる
これで俺等が居(お)られよか
活かせ古典を時代(とき)の勘
サノエ サノエ サノエッサッサ


鬼と取り組む土佐坊も
サノエ サノエ
金王丸でひと盛り
あだに過すな若い日を
遊ぶ遊びは底ぬけに
サノエ サノエ サノエッサッサ